セキュリティ

近年、犯罪の増加・凶悪化が取りざたされています。
警察庁の発表によると、1日当たりおよそ392件の住宅が侵入窃盗の被害に遭っており、 そのうちの約半分は空き巣の被害になるそうです。
また、近年はその凶悪化が著しく、10年前と比べると、「侵入強盗に伴う身体犯」
（侵入強盗殺人・致死、侵入強盗傷人、侵入強盗強姦のこと）
の件数はおよそ1.7倍にもなっています。
警察の検挙率があがることを願うのもひとつですが、やはり自分の身や財産は
自分で守るという気持ちが大切です。

防犯・セキュリティというとやはり窓やドアに目が行ってしまうものです。
確かに、窓はすぐに割られてしまうようではいけませんから、
窓に特殊フィルムを施す、二重ガラスにするなどの方法が考えられるでしょう。
またドアも、カギの数を増やす、ドア頭上に監視カメラを設置する等の方法があります。

意外に見落としがちなのが「庭の様子」です。
高い塀や生垣があると、外から庭の様子を見ることができません。
プライバシーを守るという点においては良いのですが、逆に言うと
不審者が侵入していても、外からは見えないので逆に狙われやすいともいえるのです。
特にドアや窓の周りの見通しが悪いと、それだけで狙われやすくなります。
バルコニーやベランダの腰壁も高さがあると泥棒を外の目から隠すことになります。
リフォームを検討する際は姿を透過するようなものにするといいでしょう。